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「これ(手作りレーザー)、前にスリット貼ってあります。それで、たくさん線が出てます。今3本見えると思うんですけど。
実はこういうCD-ROMとかDVDプレイヤーに回折格子が使ってあります。
真ん中と左右の、実はまだ横にもあります。見えないんですけど。この強い3本を使って、そのうちの2本でXY方向を制御して、1本で信号を読み取ります。そのために3つ使われてる。
っていうので、回折格子は実はどの家庭にもあります。CDプレイヤー分解すると、非常に可愛い5mm角くらいの回折格子が得られて面白いです。」
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「この回折格子をガラス板に刻んだものをグレーティングといいます。
れが10mmに500本ですから、1mmに50本です。」
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「それから、1mmに100本です。幅が広がります。」
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「で、1mmに200本。こういう風に広がります。」
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「じゃあ今度は赤と緑を同時にやるとどうなるのかなっていうのが面白いと思います。真ん中を一致させると、どちらが広いでしょうか、というのが分かります。」
(赤の方が広くなる)
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(録画途中からでした)
「(回折格子を)かぶせてやれば、皆さんのところで見てもらったほうが良いんですけど、順番に回してください(回折格子を渡す)
あの、青から赤にかけて、こう、ピラミッドになって、三角に広がってるっていうのが分かります。
で、白は全ての色を含むのも分かります。波長の違いが分かります。」
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「回折格子のシートですけど、子どもたちにやってもらう時は、普通のなにもないビニールのを配っているんですね。
これをサンドペーパーでこすってやるんです。そうすると、こんなに簡単にできるんだよって。
で、小雨の日にワイパーでこすると同じような回折の模様が見えます。そういうのに気づく方がいいんですけど、まあこれも見て分かりますように、赤が端の方に広がって見えます。こういうようなのを光万華鏡というので、工作に使われてますけど、これだけで終ってしまうともったいないので、今日は実際に波長をつけてみよう、ということをやります。」
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