「一番最後はこちらの立方体万華鏡です。2007年4月創刊のRikaTan「理科の探検」雑誌の6月号の特集が万華鏡でした。それに書いています。 生徒全員に配るために、価格を抑えるためにこのサイズにしました。おまけの効果はこのようにして運びやすいということです。このケースはチョコレートの空きケースです。中身はいらないと家族に食べてもらって、ケースだけ用意しました。 完成品はこれです。回しますので端の人から順に覗いてみてください。明るい方を見ながらこの穴を見ます。見たら次の人に回してください。 もう一つ似たものを回します。先ほどのものは白い線が見えて、今回のは赤い線が見えます。 では作りますので、偏光万華鏡は片付けてください。」 |
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「工作用紙を1枚と、ミラーを1枚配布します。 まず1つ目はこのような箱の3面を作ります。工作用紙に赤で書いてある角を全部取って、真ん中とのりしろ部分に折り目をつけて折り、こういう箱の3面にします。カッターで折り目をつける人は強くやらないでください。強くやると切れてしまいます。まだ両面テープの剥離紙は剥がさないでください。 はさみ、あるいはカッターのどちらで切っても構いません。 よくわからない人は、2つ見本を用意していますので、見てから作業してください。」 |
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「なおアクリルカッターは切れないようにできていますので、アクリルカッターのここの部分、一番頭の部分でこのように筋をつけると、切れないで筋だけつきます。アクリルカッターは切るものではありませんので、筋をつけるのに立てて使います。 筋をつけたら、すべて谷折りしてください。1ヶ所のりしろがありませんので、間違えないように、ちゃんと箱の3面になるように折ってください。 作りやすさを目指して内側になっていますので、このように折ってください。両面テープは内側に貼るようになります。」 |
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「そうすると箱の3面ができます。まだ両面テープは剥がしません。鏡を使って箱の残りの3面を作ります。まあ最終的にはこんな形のもの(左写真)を作って、箱の形にします。 まず、シャーペンは持っていますか?人数分は用意して来ませんでした。5本だけありますので、もし持ってない人は取りに来てください。いきなり削ってもらってもいいんですが、間違えるといけないので鉛筆で下書きをします。 6cmの幅の工作用紙なので、端から測って1.5cm取ります。ここに目印をつけておきます。さらにここ1cmです。そして、1cmずつ離して、4点を打ってください。端から1.5cm、あとは残り1cmです。 その隣も、縦の線も同じです。これが一番間違いなく作ってもらえます。発展形は、自分で好きな模様を書いてくれ、というものですが、好きな模様を書くのはかなり小学生には難しいので、点を4つ打つ今回のパターンをしています。」 |
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「点を打てたら、一番端、一番上と一番左を繋いでください。一番上と一番左を繋ぐ。これが終わったら二番目と二番目を繋ぐ。それが終わったら三番目と三番目。終わったら四番目と四番目、という風に繋いでいきます。 まずは鉛筆でミスなく書いてください。こちらの面も以下同じです。こちらも一番手前と一番奥を繋いでください。上から二番目と隣を繋いでいく。上から三番目と三番目を繋いでいく。一番下、四番目とこの端を繋ぎます。 そうすると図が小さいのですが、このような線を4本引いたものができます。合計12本の線が引けます。」 |
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「線を引けたら、その線に従って、今度はアクリルカッターで削っていきます。アクリルカッターの使い方は、平らなところに真横にして使います(板に対してほぼ水平にアクリルカッターを当てる)。真横の、このとがった部分で、自分の手前に引きながら、嫌な音がするくらいひっかいてください。こういうガラスをひっかく音が出るくらい裏側を削ります。削ると裏側から見えるようになります。裏側の青い部分を削ると、鏡側から線が見えるということです。」 |
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「この音がちょっと嫌いだ、という子がいるのですが、そういう人に対しては、あえてアクリルカッターを使わなくてもできると教えています。怪我をしないように、という場合は、除光液を使うパターンを教えています。除光液を鏡の裏側に塗ると青いところが全部取れます。そして中の銀のところも適当に剥がしてしまえばよい、ということです。」 |
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「早く終わった人は、この空いている辺りにお星様のマークをつければどうなるか。カーブが得意な人はお月様マークを書いてもいいといいます。ですが、カッターでカーブを削るのは結構難しいです。 ちなみに子どもたちにはうけているのですが、こういうのを頑張ってやった人がいます。これ(左写真)はかなり大変です。やれる人はやってみてください。私は分からないですけれど、多分何かのキャラクターです。こういうカーブで削ったりすると、かなり大変な作業になります。その辺は全部オリジナルという形で、早く終わった人はやってみてください。 (ミスが多いので再度注意)アクリルカッターは基本的に鉛筆持ちしてはいけなくて、平らにして、こう使います。一番子どもとしては怪我が多いところですので、気をつけていきます。教師としては、カッターが少し怖いなと思う人は、ドライバーのマイナスでも構いません。ややとがったものなら何でもケガクことができます。」 |