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はじめの一枚:こんなところに小さな科学
 夏の暑い日、シャワーホースで打ち水をしていると虹が見えました。虹は太陽を背にして自分の頭の影を中心に、半径42度の大きな円になります。写真の左下の外側に円の中心があります。夏の昼間は太陽高度が高いので、虹はその反対側で下に見えます。
 虹が2本平行になっているのがわかりますか?内側の明るい方を「主虹」、外側のやや暗い方を「副虹」といいます。主虹は水滴の中で一回反射した光によるもの、副虹は二回反射した光によるものです。いずれも空気と水の境界面で光が屈折するときに、プリズムと同様の働きで七色のスペクトルに分散して虹が見えます。
 よく見ると主虹の色の並びは内側が紫、外側が赤ですが、副虹では配列が逆になっているのがわかります。また、主虹の内側(写真の左側)では水滴が明るく輝いていますが、主虹と副虹の間は暗い帯のようになっています。ここは反射光がやってこない領域で「アレキサンダーの暗帯」と呼んでいます。副虹やアレキサンダーの暗帯は、雨上がりに見える本物の虹でも条件のよいときには観察することができます。上の写真では画像処理で虹の色を強調してあります。(2013/08/16更新)
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