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「とても狭い隙間なら広がるだろうということで、これはあの、啓林館の教科書を作る時に、子どもたちが授業中に持ってるもので何で見たら良いんだろう。まあ、鉛筆は授業中には持ってる。その鉛筆2本でそのナトリウムランプを、まあ指でもいいです。
  指を細くしてやると広がるんですね。このナトリウムランプを見てください。ナトリウムランプを見ると光が広がって、指の隙間の中にも縦に線が入ります。つまり明るいところと暗いところができます。
  細く、もうほとんど閉じた状態でやります。」



「せっかく持ってきましたんで、これもナトリウムランプです。強い光でやると分かりやすい。
  しかもナトリウムランプの場合単色光ですので、非常に分かりやすいですね。干渉が見やすいです。指の隙間に、こう、光が広がってるのが見えます。」



「今度は実際にレーザー光線でやってみます。スクリーン(ホワイトボード)に映しますので。
  これ2mm角の粗さのです。これで映してやると、この金網の端っこに当たって広がってるものです。で、回折を利用して、この網の形を知ろうということをこれではできません。端っこに当たった光が広がってるだけです。
  で、これをだんだん狭くしてやります。こうするとなんか、本当は離した方が。(ホワイトボードから離れる)ちょっと縦横に十字のマークが出てきたように見えます。
  こう回転させてやると(金網を回す)回転にしたがって模様が移動します。」



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(金網を変える)
 「だんだん細かくしていきます。これはもう分かりますね。網の構造が縦横90度になっているんだな、という。で、これはただ透過している光を見ているだけではないです。透過した光が広がって、その広がったものの合成によってこういう干渉図形ができています。」



(金網を変える)
 「で、もう少し細かくしてみます。」



(金網を変える)
 「さらに細かくしてみます。これで光でみると、もう虹が見えます。そのくらい細かい網です。」



「それから、これはアルミパンチ板ですけど、これは正方形の網の目ではありません。丸い網の目なので。ただ、これの小さいのが売ってないのでちょっと分かりにくいです。丸い形が蜂の巣状になればいいんですけど、ちょっと分かりにくいです。」


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