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次に,シャワー綿棒を使います。普通の綿棒より径が大きいものです。 これをはじめて見たとき,『ああ,これはあれにぴったりだ』という実験を思いつきました。この実験は愛・地球博(愛知万博)のステージでもやりました。このシャワー綿棒でいったい何ができると思いますか? ヒントはもう一個部品が要ります。直径6mmの太いストローです。これとシャワー綿棒がきっちりはまるのです。細いものでもできますが,格段にこちらの方が良いものができるのです。 |
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細い綿棒と細いストローでもできますが,実際両方使い分けたらすぐに違いがわかります。試験管でフ−ッと吹く実験があるでしょう。ものすごく細い試験管とちょっと太めの試験管とどちらが音出やすいでしょうか。そう考えていくと,シャワー綿棒の方がはるかに優れているのが分かります。 |
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ぜひ何か一曲吹いてください。1オクターブくらい出ます。ドレミの歌が吹けたらすごいです。 |
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教員評価。 この結果が理科だけ突出して良かったのです。詳細は公表できませんが,A評価が7割を越えていました。他教科はどれも5割前後でした。 実は,特別なことは何もしていません。理科室で,教科書にある決められた内容の実験学習を行い,その結果,理科の成績がアップしただけです。他の教員と比べて実験主体とは思いますが,それ以外は特別なことはしなくてもこれだけの差が出たのです。そして,生徒からの支持は保護者からの支持に直結します。 |
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教員評価をホームページなどで外部に公開する学校が増えてきました。私の勤務校は,その当時,これを外部に公開しませんでした。 私としては,自分が良い評価だから公開して欲しいと思ったりもしますが,なかなか難しい問題も含んでいます。ただ,これだけのデータがあれば,例えば異動の時にFAで使えると思います。異動希望時に,『理科の授業でこれだけ成績を上昇させ,これだけの教員評価を得ました』と言うのです。こういう時代なのです。 |
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学校評価でも生徒目標などは公開されました。これはクラス別の評価です。つまり自分のクラスにどれだけ満足しているかが読みとれるものです。 しかし,ここでも私のクラスの満足度は全学年で1番でした。たった半年しか付き合いのない新担任のクラスが,1年から持ち上がった担任のクラスより高評価を得たのです。これは先ほどの授業評価と無関係ではないと思います。 |
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これらの教員評価,授業評価の話は「私の自慢」と受け取ってもらって構いません。これからの時代,自分の良いところはどんどん自分でアピールして,受け入れてもらわないといけないのが教員の世界です。 |
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