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「そのほかにかまって分かるというのにね、こういうの作ってみました。同じガチャポンの球です。だいたいこういうのを渡すとですね、やんちゃな2年生辺りは、だいたい皆さんも想像つくんじゃないかと思いますけども、一発芸ですね、ちょっと眼鏡を外して、皆さんこんにちは、とかこういう感じですね。」



「これはですね、ガチャポンの、目玉の瞳に当たる部分に若干プラスチックがたまってて、レンズになってるんですよ、実は。
  そこで、裏側がこんな白いのと黒いのとではどっちがいいかな、と。当然黒いほうが光がここから入ってよく見えますね。実際の目玉も、見たことがないと思うんですけども、裏側は真っ黒です。白目の裏側は白くないんです。外の光を残すために黒です。
  裏側にはですね、高密度ポリエチレンとか言うとかっこいいんですけど、スーパーの入り口にぶらさがってる傘の袋ですね、あれをちょっともらってきて切って貼りつけただけです。」



「これで目玉ができたんですけども、この裏側にですね、網膜に映る風景が見えます。ただし思っていたほどはっきりとは見えません。部屋をまっくらにしてですね、明るい外を見るんです。そうしないと見えません。だけど、教室を暗くして、明るい太陽が燦々としているような風景だとよく見えます。上下さかさまになってますね。
  実際はここを100円ショップのレンズに変えて、きちんと測ってやるとすごくいいのができます。どうしてもピントが合わないというときには、外にレンズを当てたら合うときがあります。こいつ近視、とかですね。どうしても合わないときには、乱視といいましょう。そのうち使っているとですね、このスクリーンがはげてくるんですね。網膜はく離。目は大事にしようね、っていうようなことを言ってます。」



「これはですね、たくさん作っても当たりはずれがあります。どうしてもうまく見れないのもあればですね、どうしたものか、えらいきれいに映るというものもあります。申し訳ないんですけど、いいやつは結構さばけちゃいましてですね、くれっていう人にあげちゃってたら。これなんか結構よく見えますね。蛍光管を映してるのがわかりますか。代表者の方、どうでしょう。
  ガチャポンケースで作って、これ、外の風景と、職員室からの窓の桟が見えてるんですが、カメラで撮るとですね、やっぱりどうしても分かりにくいですね。これが窓の桟で、これが山で、外の風景なんですけど。肉眼で見ると、『おお映ってる映ってる』っていうようなんですが、写真撮ったらよく分からんというのが正直なところです。
  とりあえずですね、それを見て、自然のものもですね、一分野の知識ですが、暗い中でピントを合わせるというようなことをやっていると気づいてほしい。
  これには、本物の目玉を使ってやるというような授業もありましたけども、生理的に受け付けない子もいますので、こういう方が笑えて楽しいんじゃないかというような形で、かまって分かるという例として紹介いたします。」



「これは教科書の中にないから、選択理科で遊ばせるか、総合なんかの時間で地域に橋なんかがあったときに使えるかなっていう感じですね。こういう積み木なんです。この積み木はこうやって組み合わせていくと、アーチになります。
  今これスクリーンでやってもらってますけど、一人の人が指で周りを押さえます。もう一人の人が体重をかけてつぶそうとします。が、アーチの形で力が分散されて、女の子が一生懸命つぶそうとしてるんですけども、男の子が人差し指2本で支えている、と。そういう形の不思議さですね。
  こういうのも実際にかまって体験で分かるということで、後で遊んでください。」



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「これ月僧さんが三回目くらいで紹介されてるんじゃないかと思いますけども、声の振動、それを伝えて、モールのヘビが回転していきます。これはとても評判がいいので、ちょっと今回は出てませんけども、作るのがいいですね、作って分かるというところに分類しています。」



【みる  教材の例
  ■学級で効果的な演示・サイエンスショー
  ■おもしろい現象を見る楽しさ
  ■自然の不思議さを知る
    □空気のうず、エトナのスチームリング
    □コーラ噴火】

「今度はみるですね。
  では、先行きますが、学校現場は今ホントめちゃくちゃ忙しいんです。とんでもなく忙しい。
  あれもこれもと実験やらせなきゃとか思ったりしますとですね、教科書が終わりません。だから極端な場合、ここは見せて終わり、ここは話して終わり、だけどここはじっくり時間とる、ってメリハリつけないと、本当ににっちもさっちも行かないのが現状です。」



「ということで、ここはしっかりやるっていう部分は実験をしっかりやるんですけど、すっとばしてもええわっていうところはですね、本当に先生が演示をして見せて終わりというパターンが多くなります。ただ、それも工夫してですね、楽しく見て、インパクトをもって覚えるような、そういう見せ方を工夫したらいいんじゃないか、と。サイエンスショーみたいなのもやったりします。授業で、『今日はサイエンスショーね』というような感じで実験を見せるんです。
  そうすると見せ方の工夫というのが大切ですね。これには入れてませんけども、評判良かったのがあります。それをちょっとご紹介します。」


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